そもそも邪悪?

雑感

NHKの番組「100分de名著」
録画をしてはたまに視聴している

難しい本は
手に取ることがないので
選ばない本について
知ることができる良い番組

視ている時は
「ほほう」「なるほど」「素晴らしい!」
だけれど時間が経つと
浅い理解力・怪しい記憶力で
残ったことを言葉にしてみようと思った

◆「100分 de 名著」永遠平和のために/カントについて

「人間の本性は邪悪である」ことを前提としたカント
秩序やルールを定めずに放っておくと戦争が起きる…
その本性を認めることで(道徳)ではなく(形式)で平和を維持する方法を説いている

理想論を語り批判からは
人を理解することに繋がらない

むしろ遠のく
その性質を利用して平和を目指す

現実を受け入れて
対策を考える

自分に置き換えてみると

等身大の自分ではいけないと
自己否定をして
理想の自分を目指すのは
終わらない自己否定

受け入れられない部分を受け入れて
否定せず改善点に目を向けた方が
自己肯定感が低い場合には有効だと感じられた

早速身近に取り入れてみる

調子によって物事がうまく進まない時がある
そんな時は決まって焦り空回りする

全てを段取りよく全方面を見渡してスピード感を持って行動しようとする自分
「スピード感」を捨てる
「全方位を見渡して段取りを組む」を捨てる

そう意識したことで
焦る必要はなくなる

いくつかの段取りを決めて
全部が全部理想通りにはいかないことを受け入れる
焦るとパフォーマンスが落ちるので焦らない

地道にひとつひとつクリアしていく、
を心がけた結果
心的負担が減る→使用するエネルギーが少なくする
それによって消耗感の減少
次へのチャレンジがしやすくなる、発想力が上がる

心への負担やイライラは
驚くほど消えた

ストレスを減らすことは
余計な力が入らず
軽く行動ができる

アイディアが湧く
行動力が上がる

人が出来ることには限りがあるということを理解する
そういう自分を受け入れることが
どれほど安心感を感じられることでしょう

半径5メートルの幸せを大事にしよう
番組を通じて
自分へのプレッシャーを与えることは
ある種の洗脳であったと思う

性善説支持者だったけれど
人間の本性は邪悪である、
邪悪な部分「も」ある

自分の影も
人の影も
認められたら
争う必要はなくなるよね、きっと

そんな自分を許せたら
きっと許せなかったあの人も
許せる、忘れることができるのかもしれない

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