歳を経るごとに
否応無しに抱えるものが増えていく
言葉で全てを明らかにしたかった
エネルギーに満ちていた頃の
「そのぐらい」の思い
心も体も変化が訪れて
聞く側の立場を思うことが
ようやく想像出来るようにりました
配慮や加減の元
「言葉にしない」
胸に秘めた思いで対話をする
相手もそうであればあるほどに
人の話は遮らずに
最後まで聞くように
気をつけるようになった
その時言いたいことと
本当に話したいことは違う
状況が許せば
ポツリ口をつくこともあるだろう
そこまでにたどり着かなかっただけのこと
喉に引っかかっている本音
話を聞いていると
ふとしたことで
引っ込めてしまう本音
そこに大事なことは
隠されていたりする
話したら
楽になるかもしれないね
話してくれたら嬉しいんだけどね
聞いてくれる人に話したいよね
あなたの胸の奥
学生時代
小さく折りたたんで
授業中回した手紙のように
仕舞い込んだ思い
聞かせてくれたら
なんか嬉しい
そう思ってるから
わたしもそんな人に
思いを話してみたいなって
思うよ
誰かの今夜
これから出会う人
一生出会わない人
大切な人
心通わなかった人
みんなみんな
眠りにつくとき
静かに健やかでありますように
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